厚生労働省は3月7日、「就活ハラスメント」防止対策に取り組む企業の先進事例をまとめた資料を公開した。 OB・OG面談時の個室利用不可など、ルールを明記したマニュアルを策定 「就活ハラスメント防止対策企業事例集」には、採用担当者やOB・OGといったリクルーターなどを対象とした研修や、就活ハラスメントに関する相談窓口の設置などに取り組む計10社の好事例が紹介されている。共通項として挙げられているのが以下の3点だ。 リクルーターの行動指針やマニュアル策定 「公正な採用選考」に基づいた面接実施 応募者の個人情報の限定利用 1について、就活ハラスメントの中でも特にセクシュアルハラスメント(セクハラ)は、若手社員がリクルーターとして活動するOB・OG訪問や面談時に起こりやすいことがわかっており、たとえば以下の対策が講じられている。 喫茶店やレストランでの個室利用不可、LINEなどのSNS不使用、事前の