政府は3月13日、新型コロナウイルス対策で推奨されてきたマスク着用を緩和した。マスク着用は屋内外を問わず「個人の判断」に委ねる一方、混雑した電車内や医療機関などでは引き続き着用を勧める。 東京都の施設などでは「個人の判断」 国の基準に準じる 東京都も国の方針に準じて、マスクの着脱は「個人の判断」を基本とすると発表した。ただ、マスク着用が求められる場面や感染リスクに備えて、東京都民には「マスクの携帯」を求めた。 その理由として、小池百合子東京都知事は3月10日、「施設や店舗事業者からマスク着用を求めることもある。状況や場面で変わってくるので、マスクをポケットに入れて潜ませ、臨機応変に対応する」と語った。 学校では「マスク着脱が強制されないように配慮を」 4月1日からマスク着用求めず 3月13日から適用されたマスク着用の新たな指針には「個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断が基本となる」