2020年の東京オリンピック・パラリンピックのボランティア募集ページには、応募者の使用できる言語を記入するフォームがある。この中で「手話」が選択肢に含まれている。しかし、「手話」には「日本手話」や「アメリカ手話」などさまざまなものがあるため、どの言語を示しているかこの選択肢から分からず、問題がある。 はじめに 2020年の東京オリンピック・パラリンピックのボランティア募集ページのユーザーインターフェースに問題があるという指摘が出ている。例えば、神田敏晶氏による2018年9月27日の記事「むずかしすぎる!五輪大会ボランティア応募フォーム」では、募集に応じるにあたって、「精神的苦痛を強いられる」ほど入力がややこしいことが記されている。また、楽しいBADUIの世界というWebサイトの「BADUIの要因全盛りで熱意と技術力が試される東京オリンピック・パラリンピック2020ボランティア募集ページ」と