『嘘じゃない、フォントの話』 連載『嘘じゃない、フォントの話』(supported by モリサワ) 第7回:時代を映し出す欧文フォント こんなにも数多くの種類がある欧文フォント。これらにも、音楽やファッションなどと同じように、その時代その時代で流行り廃りというものがあります。かの有名なHelveticaでさえ、あまりの人気ゆえに、敬遠された時代もあったと言います。私たちがよく目にするフォントは、どんな時代に生まれ、そして使われてきたのでしょうか? ここでは、近代以降、よく使用されてきた欧文フォントを年代別にご紹介します。 (参考文献:『欧文書体』上・下 小林章著 美術出版社) 産業革命以降、看板や広告に使用するために洗練された活字書体が開発されていきます。特に、人目を引く黒みの強い書体や凝ったデザインの書体が流行しました。例えば、「Thorowgood」は、当時のイギリスの代表的な書体で
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