梅雨時期の通勤ラッシュ。無数の傘から靴に向かって零れ落ちる雫を避けるため、足元を見つめながら乗車していると、ふと気になることが… それは革靴の紐。シューレースの結び方、通し方の法則性がバラバラなビジネスシューズをチラホラと見かけ、もしかしてこれは『手入れをすることなく、買った当時の状態で履いてるんじゃないか…?』と思うほど、無秩序な光景が広がっていました。 無論、この不恰好なトラブルはメゾン・ハイブランドの直営店では 起こり得ないんですが、専門店ではない量販店などでは販売スタッフの手癖、もしくは初めに試着したお客さんの通し方のままということなんて正直ザラ(手間や人件費を考えればおざなりになる箇所なので、まぁ致し方ない部分ではある)。 ましてや、究極に めんどくさがりな人なんて、毎回紐をほどくことなく脱ぎ履きする始末ですが、やはり靴の顔でもあるアッパー部分を担うシューレースが不揃いだと、とも