「今年こそ“飛び出すテレビ”元年に」 ビクター、2D映像を3D化する技術:Display 2008 「立体視できる3D映像の技術は、盛りあがっては消えるということを繰り返してきた。だが今年は、本格的に普及する元年になるかもしれない」――3D映像技術を研究し続けてきたという、日本ビクターの技術者・山田邦男さん(コア技術開発センター新映像システムユニット主席技師)は話す。 同社は「Display 2008 フラットパネルディスプレイ展」(4月16~18日、東京ビッグサイト)で、テレビ番組など一般の2次元映像(HD画質)から、左目用の映像と右目用の映像をリアルタイムで生成し、3Dの映像ソースに変換する技術を展示していた。変換後の映像は、専用眼鏡で見ると飛び出して見える。 ステレオカメラを使って3D専用に撮影した映像と比べるとやや不自然ではあるものの、桜の花のアップ画像がぐっと手前に迫って見えたり
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