成長を続けるデジタルサイネージ(電子看板)市場。3D化に乗り出したのは、パナソニック発の異色ベンチャーだ。国内家電の“ハコ売り”脱却の先兵として期待がかかる。 近頃、都心で目につくようになってきたのが、駅の構内や小売店舗などに設置された大型ディスプレー。従来の紙のポスターとは異なり、次々に移り変わっていく映像の目新しさに釘づけになった経験を持つ人は少なくないだろう。こうした電子看板システムは「デジタルサイネージ」と呼ばれる。 家電各社が薄型テレビやビデオカメラなどでこぞって3D(3次元)対応を進め、3D元年となった2010年。業務用のデジタルサイネージにも3D化の波が到来した。 薄型テレビ価格下落が追い風に 3D対応のデジタルサイネージ配信システム「HAI」を開発したのはパナソニックの社内ベンチャーであるピーディーシー。11月10日から発売する。 専用セットトップボックス(STB)に3D対
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