環境エネルギー技術関係の投資額は、不景気のど真ん中にあるにも拘わらず、今年も増額される傾向だ。 2010年に環境エネルギー技術はどのような夢を見るのだろうか。初夢はバラ色か、それとも悪夢か? 環境エネルギー関係の技術を見るとき、常に確認すべき条件というものがあるように思える。その条件を満たすものは、バラ色になるだろう。もしも、その条件を満たさないものに期待を持てば、悪夢になる可能性が高い。 その条件というものは何か。再度検討してみたい。 例題として、もっとも分かりやすいと思われる自動車用のエネルギー技術を重点的に取り上げる。 来年度の予算にみる環境エネルギー技術 C先生:まずは、夢を考える前に、超現実的な話から始めよう。平成22年度予算を検討してみよう。エネルギー対策関連予算にある、環境・エネルギー関係のキーワードを探してみてくれ。 A君:研究開発に関係がありそうな事項のリストを作成しまし