DMM.comは2月21日、成人向け(アダルト)事業を3月1日をもって分割し、新会社のデジタルコマースへ承継することを発表した。同社の代表には、元DMM.comラボ代表の開田栄次郎氏が就任する。 DMMではこれまで、FXや英会話、太陽光発電、3Dプリンタなど幅広い事業を展開。2018年はグループ創立20年の節目の年であることから、「アダルト事業とそれ以外の事業を完全に分けることで、グループ内での事業を明確化するために分社化した」と説明した。また、上場を目的とした分社化ではないかとの見方もできるが、同社の広報担当者は「その予定はない」と否定した。 新会社であるデジタルコマースの事業は、半年後をめどにブランドを刷新し、新たなロゴ・サービス名で展開する予定だという。