2009年9月13日のブックマーク (1件)

  • AED普及しても救命率上がらない理由|ロハス・メディカル

    AED(自動体外式除細動機)の普及が進み、街中で倒れても助かる例が増えたかのように見える。だが実際に救命に結びついた例は多くないことが分かってきた。何が課題なのか考えさせる発表が2件相次いだので、ご紹介する。(川口恭) 一つ目の発表は、7月に心臓突然死ZEROアクション宣言を行った日医療学会によるもの。今週10日、アクションに関して笠貫宏議長が説明する記者発表会を開いた。 全国に22万台もAEDが設置されていながら、07年に一般市民によって心肺停止が目撃された心原性心肺停止19707件のうち、市民によってAEDなどが使用された例は287件しかなかったという。287件の生存率が42.5%、除細動されなかった例の生存率が9.7%と歴然とした差があるので、理論上は千人単位で救えるはずの命が失われていることになる。 なんとか、このことへの市民国民の認知を上げ、ためらわずに心臓マッサージとAED使

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