最近、某媒体でアラサー女子恋愛についての記事を読んだ。そこには筆者が体験したストーリーが書かれていたのだが、とても驚いたことがあった。 彼女は24歳だったのだ。 アラサーは主に20代後半〜30代前半のことを指す。まだ20代を謳歌できる年齢の彼女が自らアラサーと公言するのは何故なのか? 一方で、最近ではアラサーを謳歌するかのごとく自称する独身女性が増えてきたように見える。ここに「アラサーはいつの間にかファッション化しているのではないか」と、奇妙な仮説が胸に湧いた。 アラサーとは何者なのかアラサーは、その名の通り年齢によるカテゴリーなので、いろんな生態を持つはずだ。しかし、なぜか「独身OL」のイメージが強い。 それは、酒井順子さんの「負け犬の遠吠え」が大きいだろう。「どんなに美人で仕事ができても、30歳代以上・未婚・子なしの3条件が揃った女は負け犬」という、もやを切り裂くような定義は、2004