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ブックマーク / wizardofcrowds.hatenadiary.org (4)

  • [IT]wizardofcrowdsの日記 - 浅い技術、深い技術と教育・IT産業、そしてより深い技術

    今日は日記モード、しばらく前に、計算機科学の研究者としても有名なある若い技術者の方と夕をご一緒する機会があった。その時聞いたこと、思ったことを備忘録として書こうと思う。この方は複数の重要な問題提起をされていた。 「深い技術」と「浅い技術」 おいしい魚と焼酎をいただきながら、この方とは初対面であるにもかかわらず、不思議と話が弾んだ。話の前半で話題になったのは、「深い技術」と「浅い技術」についてである。今の日のネットでは、「深い技術」の大切さを知る人たちが少ない、というのがこの人の主張と嘆きだったかと思う。 「深い技術」「浅い技術」という表現を最初に聞いたのは、梅田望夫さんのブログか、パネルディスカッションだったか、著書ウェブ進化論の中でだったろうか。ここ数ヶ月前のことである。ライブドアの技術については、ここあたりで議論されているが、より広く知られる例として、Googleを例にとると、あの

    [IT]wizardofcrowdsの日記 - 浅い技術、深い技術と教育・IT産業、そしてより深い技術
  • I’m using this!とThis is mine! - wizardofcrowdsの日記

    子どもを育てていると、今まで気づかなかったことによく遭遇する。合衆国で育てていると、ますますそうだ。 よく、Preschool(日の保育園に相当)に通う自分の子どもが、友達や兄弟との共有おもちゃの取り合いの過程で、こんな主張をする。 This is mine! あるいは、こういう言い方をする場合もある。 I am using this! 前者は、後者に対してより暴力的である。誰がなんと言おうと、そのおもちゃは、自分の所有物だ、というでっちあげの主張を行っている。そこには、他者が入る余地がない。自分のThis is mineと、相手のThis is mineは、矛盾するからだ。 一方、後者はより控え目な主張だ。私が今使いつつあるの、という主張は、まさに今のプロセスをそのまま記述したものだ。このまま使い続けられるかもしれないし、次の瞬間、but you can use thisといって差し出

    I’m using this!とThis is mine! - wizardofcrowdsの日記
  • 「日本人」の特異性の一つ - wizardofcrowdsの日記

    梅田望夫さんのウェブ進化論は、結構、日人や合衆国在住の人々の心理描写は結構さらっとしているとはいえ、「日人はもっと(問題解決の取り組みに対し)楽観的であってほしい」という、メッセージが伝わってくる気がする。日人は権威を含めて誰かがすでに言及したことは、ブログ圏でも自論として主張するのははばかられる雰囲気の中にいるが、米国の人々は自己主張してなんぼの社会に住んでいるので、そんなことおかまいなしに、ばんばん直球を投げてくる。これは梅田さんも著書で言及していた。自己主張してなんぼ、の社会で急速に発展するWeb2.0、つい、米国で育ったらなんで自己主張がこんなにできるのか? 米国在住歴の浅い私にはまだ体では理解できない。恐らく、日人として体が記憶している感覚からすると「何を根拠にしてあなたは、あなたがそんなにも自信があるか、理解できない」ような状況に遭遇することしばしばである。渡辺千賀さん

    「日本人」の特異性の一つ - wizardofcrowdsの日記
  • 「ウェブ進化論」を読んで泣きました - wizardofcrowdsの日記

    イスタブリッシュメントすなわちネットの「こちら側」と、「あちら側」に二股をかけている自分には、このは痛すぎる。 梅田さんの「ウェブ進化論」を読んで泣きました、だなんて、泣いている暇あったら、とっとと自分の道を邁進せよ、とも思うのだが、これ、当の話。梅田さんのエントリ「いま製作中の新聞広告で、ブログ書評から言葉を」に引用されていた江島さんの一言、 ネットはつまみいしてるだけという保守主義者は四の五の言わずとにかくこれだけは読め。たったの250ページだ。 に、複雑な共感を覚え、この泣けてくる感情を今日の独り言として、吐き出しておきたくなった。内容についての議論は、別エントリに書くとしよう。 このの一番泣けた部分は、第三章「ロングテールとWeb2.0」の「がっくりと肩を落としたコンピュータ業界の長老」の節だ。そのあまりに迅速な開発でGoogle自身や米国Yahoo Labを驚かせたという

    「ウェブ進化論」を読んで泣きました - wizardofcrowdsの日記
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