Web2.0の写真共有サービスと言えば「Flickr」(フリッカー)が有名。でも、「Flickr」は、「ネットサービス『del.icio.us』買収から見る近未来のネットのトレンド」で書いたように、すでに「Yahoo!」に買収されていたので、全世界の情報総括を目指す「Google」がこのサービスの領域をどうやって争奪するかが注目されていた。 筋書きはけっこう前から見えていた。2004年7月にベンチャー企業インキュベーション「Idealab」傘下の「Picasa」を買収。その後、同名の写真管理アプリケーションを無料配布した。これを「Google」がネットサービスに結びつけることは間違いない。だが、けっこう待たされた。昨年6月にようやく米国でテストサービスを開始。10月に「Picasaウェブアルバム」が米国で正式発表された。日本でも昨年12月7日にようやく利用できるようになった。 これでデスク