昨日発表された経済協力開発機構(OECD)の学習到達度調査(PISA)の結果、日本人の学生の読解力は41か国中14位(平均以下)ということで先進国の教育としては世界にお笑いを提供することになった。というわけで、保守系のオヤジというかそのあたりは日本の教育はなっとらーん合唱でもしそうな香ばしさなので、私なんぞは「けっ、くだらねー」とまず反応した。そんなものどうでもいいじゃん。時代によって子供に求められる能力は違う。尺度を変えて、一行メールの瞬間読解能力とかすれば日本は断然一位だよ、ってな具合に毒づいた。が、間違いだった。私のこのリアクションは間違いだったのだ。詳細を知って、日本の教育はすごい危機にあるぞと認識を改めた。懺悔。 まず、話の枠組みなのだが、せっかくだから今朝の毎日新聞社説"OECD学力調査 土台の弱さ見据えた対応を"から拾う(参照)。ちなみに、毎日新聞社説は昨今自衛隊イラク派遣問