三浦半島活断層 危険性高まる 7月11日 19時38分 政府の地震調査委員会は、3月の巨大地震の影響で、神奈川県の三浦半島の活断層では地震の危険性がこれまでより高くなっているおそれがあると発表しました。地震調査委員会は、今後も広い範囲で地震に注意するよう呼びかけています。 政府の地震調査委員会は、11日に開いた定例の会合で、3月の巨大地震による国内の地震活動への影響について検討しました。発表によりますと、巨大地震のあと、本州の東側の地盤がゆっくりと東へ動く地殻変動が続いているために、神奈川県の「三浦半島断層群」と呼ばれる活断層では、地震の危険性がこれまでより高くなっているおそれがあるということです。地震調査委員会は先月、巨大地震の影響で、▽三陸沖から房総沖にかけての海域では津波を伴う大きな地震のおそれがあるほか、▽宮城県と福島県に延びる「双葉断層」と、▽長野県の「牛伏寺断層」、▽それに埼玉