ロシア軍がウクライナに向けてミサイルを発射し、国境を越え始めた1年前の2月24日。欧米メディアは「首都キーウは72時間で陥落し、ウクライナは降伏するだろう」と盛んに報じていた。 しかし、ウクライナは持ちこたえる。いったいその時、何が起きていたのか? 今回、ゼレンスキー大統領を支える側近たちがNHKの取材に応じ、侵攻開始直後の緊迫した舞台裏を証言。危うい瞬間が幾度もあったことがわかってきた。 ウクライナ、そして世界を大きく揺るがすことになったこの戦争の原点に迫る。 (NHKスペシャル『ウクライナ大統領府 軍事侵攻・緊迫の72時間』取材班)