女性が教育を受ける権利を訴えて去年、イスラム過激派の銃撃を受けたパキスタンの少女、マララ・ユスフザイさんが、子どもの権利向上に貢献した子どもに贈られる「国際子ども平和賞」を受賞し、記念の演説で「宗教や人種に関係なく、すべての子どもが教育を受けられる世界にしよう」と訴えました。 マララさんは、去年10月、パキスタン国内でイスラム過激派の銃撃を受け頭に大けがをしましたが、イギリスで治療を受け、現在はイギリス中部の学校に通っています。 このほど、オランダの財団から、子どもの権利向上のために貢献した子どもに贈られる「国際子ども平和賞」を受賞することになり、6日、ハーグで行われた授賞式に出席しました。 授賞式でマララさんは、2011年にノーベル平和賞を受賞したイエメンの女性人権活動家、タワクル・カルマンさんから記念品を手渡されました。 続いて、記念の演説を行い、「私の目標は、宗教や人種に関係なくすべ