神奈川県の「受動喫煙防止条例」が4月から施行されるのを前に、日本マクドナルド(東京都新宿区)は3月1日から、同県内の298店舗すべてを全面禁煙にすると、17日発表した。マクドナルドが県単位で全面禁煙にするのは初めて。 同社によると、県内の6割にあたる約180店舗ではすでに全面禁煙にしている。完全分煙にしている約50店舗と、完全には分煙になっていない約70店舗を新たに全面禁煙にする。 条例では、飲食店は、小規模な店を除いて全面禁煙か分煙にすることを義務付けている。同社は、現在、完全分煙にしている店舗については、利用者の意見を聴いたうえで、数カ月後に分煙に戻すかどうかを検討するという。