島袋寛子 SPEEDのメンバー島袋寛子(26)が、ジャズを歌うソロプロジェクトCoco d’Or(ココドール)の3枚目のアルバム「Coco d’Or 3」を9日に発表する。1990年代を駆け抜けたSPEEDでのバネのきいた歌唱から一転、くつろいで語りかけるようなスタンダード集だ。 「SPEED解散の頃、もう音楽は聴きたくない、歌いたくないという心境だった。ただ、ダイアナ・クラールのアルバムはずっと家でかけていた。生活がゆったりしたり、よく眠れたり。ジャズに気分が傾いた」 「SPEEDの曲は、限界に挑戦するアスリートのような面があった。ココドールの過去2枚は、どこかお手本を意識していたけれど、この作品ではナチュラルに気持ちよくあることを基本に、歌詞も一行ずつ納得するまで吸収して、自然にわき上がる感情を表現した」 編曲は米国のデビッド・マシューズ。日本でもマンハッタン・ジャズ・クインテ