第21話「Crown for each.」 酒が入っているし早く寝たいから簡潔に書く。 泣けた。最高だった。 最高のアニメだ。本田未央がプロデューサーと城ヶ崎美嘉と屋上でミーティングするシーンで、本田未央が泣き始める前から、本田未央役の原紗友里さんの声を聞いた段階で既に泣けた。 僕も大学時代に学生劇団に所属した経験がある。だから舞台俳優の気持ちが分かる。 正直、勢いでソロで役者を目指すと言った本田未央はオーディションに落ちると思っていた。でも、受かっていた。その段階ですごいんだが、本田は渋谷凛の移籍のことも我がことのように考えていた。すごくいい子だ。それで、自分も舞台俳優として滅茶苦茶頑張りながら、渋谷凛と島村卯月のことを考えて、感極まって泣く。 目頭が痛くなるくらい泣けた。 なんだろう。 人が死んだり今生の別れだったりと言うドラマティックな話ではない。10代の少女が芸能活動に勤しむ、と言