白ゆき姫殺人事件 作者: 湊かなえ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2012/07/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 39回この商品を含むブログ (30件) を見る 自分の記憶で作られる過去と、他人の記憶で作られる過去。正しいのはどちらなのでしょう。 静かな田舎町のしぐれ谷で地元化粧品会社に勤める美人OLの惨殺死体が発見された。しぐれ谷OL殺害事件として報道され、ネットで話題が広がるにつれて「白ゆき姫殺人事件」と呼ばれるようになる。被害者が勤めていた会社のヒット商品「白ゆき」石鹸の商品名と、その会社の二人の女性をかけた意味合いを持たされて。 殺された三木典子はその美貌を、事件直後から行方不明になった三木の同僚・城野美姫はその名前から「白ゆき姫」になぞらえられる。 美人被害者と容疑者かとうわさされる地味な外見の同期の女性。フリーライター赤星雄治は、「白ゆき姫」と同じ会社に勤め