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2013年8月2日のブックマーク (4件)

  • Geekなぺーじ : UDPを使う

    UDPとは UDPはデータが宛先に届いたかどうかをUDPは関知しないため、TCPと異なりデータの到着を保障しません。 そのため、UDPを使った通信を行うプログラムを書く場合には、パケットがネットワークの途中で消えてしまうことも想定しなくてはなりません。 このような制約がUDPにはあるため、確実にデータを届けたいアプリケーションではTCPを使うのが一般的です。 このように書くとUDPは使いにくいだけに思えますが、利点もあります。 複数の相手に同時にデータを送信できる(ブロードキャスト、マルチキャスト) TCPよりもリアルタイム性が高い まず、第一の利点として複数の相手に同時にデータ送信ができる事が挙げられます。 IPの通信形態には、ユニキャスト、ブロードキャスト、マルチキャストの3種類があります。 (ただし、IPv6にはブロードキャストはありません。) TCPでは、1対1の通信しかできないの

  • TCPを使う:Geekなぺーじ

    TCPとは インターネットでの通信の90%以上はTCPによるものだと言われています。 通信を行うプログラムを書く場合、ほとんどがTCPによるものになると思います。 インターネットは信頼性のない通信路です。 信頼性がないインターネットでは、通信中にパケットロス、ビットエラー、順番の入れ替えなどが発生する可能性があります。 TCPは、そのような通信路上の障害を隠蔽してくれます。 具体的には、パケットロスが発生したら再送を行ったり、順番が入れ替わると正しい順番に直したりしています。 TCPによる通信はサーバとクライアントの2者間で行われます。 サーバは通信要求が来るまで待ち続けます。 TCPによる通信は、クライアントがサーバに対して接続要求を出すことから始まります。 サーバが接続要求を受け付けるとクライアントとサーバの間に仮想的な接続(バーチャルサーキット)が出来上がります。 プログラムを書く場

  • 2.TCPのオープンとクローズ処理 @IT:連載 基礎から学ぶWindowsネットワーク 第15回 信頼性のある通信を実現するTCPプロトコル(2)

    第15回 信頼性のある通信を実現するTCPプロトコル(2):基礎から学ぶWindowsネットワーク(3/3 ページ) さてそれでは、実際のTCP接続の詳細について見てみよう。TCP接続の概要についてはすでに前回述べているので繰り返さないが、簡単に復習しておくと、「データを送信したら、それに対する応答(ACK)を必ず確認する」ということである。一見複雑そうに見えるTCP通信の内容も、この原則さえ分かっていれば容易に理解できる。そしてこの原則は、コネクションのオープンやクローズ時にも徹底されているのが分かるだろう。 TCP接続のオープン UDPによる通信と違って、TCPでは実際の通信に先立って、いろいろな準備が必要である。この準備のことをオープンといい、逆に通信が終了するための処理のことをクローズという。 TCPによる通信ではシーケンス番号に基づいた送受信確認が大事な役割を担っているが、オープ

    2.TCPのオープンとクローズ処理 @IT:連載 基礎から学ぶWindowsネットワーク 第15回 信頼性のある通信を実現するTCPプロトコル(2)
  • Windowsネットワーク 第16...@IT:連載 基礎から学ぶ

    第16回 信頼性のある通信を実現するTCPプロトコル(3):基礎から学ぶWindowsネットワーク(3/4 ページ) TCP技術を習得するうえで非常に重要な項目として、「TCPの状態遷移図」というものがある。これはTCPプロトコルの規格書であるRFC793(STD0007)に掲載されている、TCPプロトコルの内部ステートを表現した図である。すでに解説したように、TCPでは接続ごとに、それぞれシーケンス番号やACK番号、オープン/クローズなどの処理状態といった「ステート(状態)」を持っている。このようなプロトコルを「ステートフルな(stateful、状態を持つ)」プロトコルという。TCP接続のオープンやクローズ、確立などに伴う、状態の変化を表現した図を「状態遷移図」という。 以下は、RFC793に記載されているTCPの状態遷移図を簡略化したものである(完全な状態遷移図についてはRFC793を

    Windowsネットワーク 第16...@IT:連載 基礎から学ぶ