東京都美術館にて『ゴッホ展 巡りゆく日本の夢』(会期:2017年10月24日〜2018年1月8日)が開幕した。本展は、印象派画家のフィンセント・ファン・ゴッホが、日本の浮世絵から受けた影響や日本に抱いたイメージを、パリや南仏・アルル時代の作品を通して読み解くもの。また、ゴッホの死後、画家の人生や作品に感銘を受けた日本の文化人たちがゴッホの足跡を辿るように、続々とフランスの地を訪れた。当時の日本人による巡礼の記録を、貴重な資料を交えて紹介すると共に、国内初公開となるゴッホ作品も公開されている。 俳優の吉岡里帆をゲストに迎えた内覧会より、本展の見どころを紹介しよう。