――マツコ・デラックスが、一体どんな道のりを経て今のポジションにいたったのか、テレビを見ているだけではあまりわからない。女装家・コラムニストとして世にデビューした直後から現在までのインタビューや執筆原稿から、彼女の人物像を分析し、今後の展開を予想する。 ■「Badi」編集部に出たり入ったり ドラァグクイーン時代 もともと80年代のアイドル好きで「女性歌手になりたい」という強い願望を持っていたマツコは、「豪華な衣装を着てバーティーを盛り上げるドラァグクイーンを見た時、“これだ!”と思った」そう。「Badi」退社後はしばらくドラァグクイーンとしての活動がメインだったそうだが、その低収入(月10万円ほど)が原因で、「消費者金融がなかったら餓死していた」とさまざまなインタビューで語っている。 「サービスって、アタシの永遠のテーマなんです」 『アタシがマツコ・デラックス!』(ソニー・マガジンズ/02
――政府も後押しするほど、多彩な表現でさまざまな作品が作られ続けている日本のアニメ。その中で、現実世界に近いくらい写実的なアニメーションというジャンルを切り開いたのは、押井守といえるだろう。この度、実写映画を手がけた押井氏は、写真というメディアをどうとらえ、使ってきたのか? アニメーションと写真の関係性について聞いた。 押井守氏。 好きな写真家について尋ねると、押井守はアンリ・カルティエ=ブレッソン(2004年に没したフランスの写真家)の名を挙げた。禁欲的にデザインされた画面の中に、一瞬の時間が切り取られたその絵は、彼が生み出す映画にも通じる。押井氏はアニメーションの世界にレイアウトという概念を持ち込んだ先駆者だ。それまで作画や動画のリズムを優先して生み出されてきたアニメに実写映画のようなレンズを持ち込み、キャラクター主体のアニメから世界観を主体にした新たな表現を獲得した。そんな押井氏と写
――すでに男性アイドルとしては比類なき帝国を築き上げてきたジャニーズに対して、新興戦力ながら巨大化していくEXILE。売り上げ高では、まだまだ遠く及ばないものの、ベンチャー経営者さながらの経営手腕で多角化していくEXILEの商法を、ジャニーズと比較しつつ、検証してみた。 LDHの事業の主軸のひとつである、ダンススタジオ。撮影すると怒られるらしい。 「中心にいられるように準備していきたい」と、2020年に開催される東京五輪の開会式に意欲を見せたEXILEのリーダー・HIRO。この発言に対してネットでは批判で炎上したが、今や、ヤンキー系パフォーマーを取り揃えたEXILE TRIBEを従えて、エンターテインメント業界で大成功しているように見える。 「HIROは03年、LDHを立ち上げ、エイベックスから独立(ただし、LDHの大株主はエイベックス・松浦勝人社長であり、現在も業務提携をしている)。LD
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く