コースは出来たて、周辺施設は未完成、取材記者はラブホテル宿泊等、ネタは尽きないF1韓国GP。その開幕時に行われる「セフティカー(SC)の練習走行」で、あってはならない「珍事」が起きた。 F1のTV中継でよく見掛ける、レース中にトラブル(クラッシュ、豪雨等)が起きた時登場し、レースカーを先導するセフティカー(以下SCと略)。 速度はレーススピードより遅いとはいえ、200km/h以上で先導するSCのドライバーは全員「その道のプロ」である。そのひとりであるベルント・マイレンダーはコアなレースファンからも尊敬される人物だ。