こういうなんでもない描写が、非常に細かく絶妙でたまらないんです。 言葉は少なめですが、表情やしぐさでそれを受け手に表現してくれます。 特に みぞれ が時々やる髪をいじるクセがどういうシーンで出てくるかに注目していると、後半になるにつれグッときました。 今から観に行く人はぜひ注目していてください。 曲や効果音がいちいち素晴らしいセリフの少なさを魅力的に感じさせる細かい表現に加え、さらにそこに深みを与えたのが曲や効果音の数々です。 曲はもちろんのこと、細かいですがこういうちょっとした音周りがいちいち素晴らしかった…! どんな些細な音も空間の広がりを感じさせ、あの学校特有の響き方を思い出せてとても良かったです。 学生時代、放課後に吹奏楽部が練習で演奏している情景が蘇ってきてノスタルジックな気持ちになりました。 童話パートの絵がキレイ「リズと青い鳥」は、現実(みぞれ と のぞみ)を描くパートと童話