「マツダがミニバン撤退」という衝撃的な見出しが躍った。これは日本経済新聞が29日に報じたもの。記事はマツダは「プレマシー」「ビアンテ」「MPV」の3モデルについて次期モデルの開発は行わず、経営資源を売れ筋のSUVに振り向けると伝えている。 本件についてマツダ広報に問い合わせたところ、「マツダが発表したものではないのでお答えできない」とのこと。また今後の計画については「具体的な商品計画についてはコメントできない」との回答で、具体的な情報を得ることはできなかった。 ただ、プレマシー、ビアンテ、MPVの3モデルがミニバン市場で苦戦しているのは本当だ。たとえば2016年1月の登録台数を見ると、ミニバン市場は5万4379台(※1)で、このうちマツダの3モデル合計の登録台数は881台(※2)。市場占有率は1.6%に過ぎない。 現行モデルのデビュー時期は、プレマシーが2010年7月、ビアンテは2008年