新製品などの案内を送付するために顧客リストを作成したり、年賀状シーズンになり名刺から住所録を作成したり、といった作業にExcelを活用している人は、意外と多いのではないだろうか。その際、IMEの郵便番号辞書機能を利用すれば、郵便番号から住所の町名まで入力できるので作業が効率化できる(IMEの郵便番号辞書機能については、「TIPS:IMEの郵便番号辞書データを最新の状態に更新する」を参照のこと)。 ただ、IMEの郵便番号辞書機能を利用するには、郵便番号による住所の変換をあて先ごとに行わなければならない。大量の住所を入力する場合は少々面倒だ。郵便番号辞書機能は、IMEとは別にOffice(Excel)でもサポートされており、ウィザードで郵便番号から住所に変換したり、逆に住所から郵便番号に変換したりできる。変換結果は異なる行や列に出力できるので、郵便番号だけを入力した列を用意しておけば、その隣の