【「ごんぎつね」新美南吉生誕100年】 ●安城市図書館が出前授業 「ごんぎつね」などで知られる安城市ゆかりの童話作家、新美南吉(1913〜43)の生誕100年を前に、安城市中央図書館が小中学生を対象に「南吉出前授業」をしている。学校へ出向いて童話を読み聞かせるほか、南吉の一生や人となりなどを紹介して理解を深めてもらうのがねらいだ。 半田市出身の南吉は24歳の時、英語と国語の教師として県立安城高等女学校(現・安城高校)に赴任。いまの安城市内に下宿をしていたという。出前授業は、同市が進める南吉童話をイメージしたまちづくりの一環。小中学校から希望を募って実施している。 講師は、中央図書館を拠点に活動を続けている市民グループ「新美南吉に親しむ会」(沢田喜久子代表)のメンバーらが務めている。親しむ会は35年前、図書館講座として南吉作品の読書会からスタート。現在は、童話の読み聞かせ会や作品や南
◇「新学力観」養う場に期待 指導者の養成など課題 最上階のあまった教室。学校の図書館(室)というと、そんなおまけのようなイメージだった時代がある。静か。よく無人で鍵がかかっている。未整理。そんな記憶を持つ世代もあるだろう。今は総合学習や調べ学習、各教科の授業にも積極的に活用し、いつも開いている学習センターの役割を期待される時代。多様な本や資料をそろえるだけではなく、指導者養成も課題だ。隅から真ん中に。学校図書館の位置付けが変わりつつある。【玉木研二】 夏休み前、東京都荒川区立瑞光(ずいこう)小学校。6年の調べ学習が学校図書館で始まった。 区の学校図書館支援室から派遣された藤田利江主任指導員が学校司書、クラス担任と協力して進める。 「お金」「亀」「地震」「セミ」「太陽」「時計」「パンダ」……。さまざまなテーマ群から子供たちは調べたいものを選ぶ。 中央に円が一つ、その周囲に六つの円を描いた紙が
「子供の夏休みの自由研究をどうしようか」と頭を悩ませている家庭は多いだろう。時間がなく、大半を親がやってしまった、という事態にならないよう、今夏は計画を立て子供自身の考える力を養う「調べ学習」にチャレンジしてはどうだろうか。全国の公立図書館では、図書館司書らが無料で自由研究の補助を行っている。(清水麻子) ◇ ◆探求心を引き出す 東京都千代田区立千代田図書館では夏休み中、小中学生の調べ物の手伝いをしてくれる「調べ物戦隊レファレンジャー」が待機し、自由研究や読書感想文の選書を補助している。 同館によると、10人のレファレンジャー全員が図書館司書の有資格者。子供たちの探求心を引き出す努力を重ねているという。 平成21年に始まったこの取り組みは今年4年目。過去の事例では、「アパルトヘイト(人種隔離)について調べたい」という小学2年生を援助したり、6年生の「原子
印刷 図書館で「調べる学習」を指導する藤田さん(右から2人目)=東京都荒川区の尾久小学校 学校図書館が注目を集めている。大手出版社の教科書にも活用法が登場し、学校司書が教師と連携しながら授業に関わる学校も目立ち始めた。東京都荒川区では支援室をつくり、独自の取り組みを進めている。 ■調べる学習を行政支援 「調べたことを、まとめていく勉強を始めます」。6月30日、荒川区の尾久小学校の図書館。区から派遣された学校図書館支援室の藤田利江さん(59)が、4年2組の授業を始めた。 児童30人の調べるテーマは動物。藤田さんが作ったワークシートの真ん中に、犬や猫など調べる動物を書き込む。次に思いついた疑問を、周りの余白に書き出していく。 「これからが本番。今の疑問を図書館にある図鑑や本で調べてみよう」。藤田さんが指示すると、子供たちが競って動物の図鑑や本を探し始めた。 「ここに書いてあった」「へ
@ayaysdさんのお子さんが通う小学校、今年から学校司書配置終了のため、代わりに開館がPTAの仕事になったのは4月。その後はいかに? そして@ayaysdのところだけではない現状(泣
「この本の舞台は、ヨーロッパの架空の国。軟禁された少女と日本人留学生が出会い、色々な事件に巻き込まれていきます……」 保護者や教員ら5人の発表者が、37人いる図書委員の生徒たちを前に、5分間でお薦めの本を次々と紹介していく。5月初旬の放課後、京都府向日市立勝山中学校の図書室。発表者が冗談を交えながらも真剣なのは、質疑応答の後に投票があり、一番読みたいと思わせた本の紹介者が優勝するからだ。 こうした競技形式の図書紹介は、「ビブリオバトル」と呼ばれる。2007年に京都大学の有志による活動で生まれ、大学や高校に普及した。中学での実践例は珍しいが、同中で図書室運営ボランティアをする久保一美さん(47)が新聞記事で存在を知り、昨秋からボランティア仲間や教員と導入に取り組んでいる。 今年初めには、1、2年生が初挑戦。紹介した本は図書室で購入し、勝ち負け以外に成果が見えるとあって生徒の反応も上々だ。新刊
国立国会図書館は5月15日(火)、1991年度から2000年度までに送付を受けた博士論文のうち約1万5000点をインターネットで公開しました。論文は国会図書館のサイト内で検索できるほか、リストがCSV形式で提供されています。 ▽ http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2012/1194690_1827.html 公開されたのは、国立国会図書館が新たにデジタル化した約14万点の博士論文のうち、著者から許諾を得た約1万5000点です。残りの約12万6000点は、国立国会図書館内の端末からのみ閲覧できます。 論文は、国立国会図書館の公式サイト内にある「国立国会図書館デジタル化資料」で検索・閲覧できます。ただし、館内限定公開分は館外の端末からは閲覧できません。同サイトでは、インターネット公開分と館内限定公開分の論文リストをCSV形式で公開しています。 ▽ 国立国会図書館デジ
トップ > 滋賀 > 4月21日の記事一覧 > 記事 【滋賀】 大学図書館で学習空間の設置進む Tweet mixiチェック 2012年4月21日 立命館大の「ぴあら」で院生や講師に数学や物理の問題を質問する学生ら=草津市の立命館大びわこ・くさつキャンパスで 県内の大学図書館で、学生らが自由に話し合ったり、グループ学習ができる空間「ラーニング・コモンズ」の設置が進んでいる。従来の一人一人が静かに学習する図書館とは異なり、学生同士がお互いに学び合う場として活用されそうだ。 ラーニング・コモンズとは、複数の学生が集まって、パソコンや本を用いて議論を進めていく学習の場。図書館職員が学習を支援をしているところもある。 文部科学省によると、二〇〇〇年に国際基督教大(東京都三鷹市)、〇三年に横浜国立大(横浜市)が先駆的に取り組み、〇七年にお茶の水女子大(東京都文京区)がラーニング・コモンズの名称で
もうすぐ新学期なので、新入生向けに、これまでの記事をまとめてみた。 食べる 独学者に必要な生活技術は、自炊にはじまる。 自立した人間とは、つまるところ自分に必要な食べ物を自分で用意できる人間のことである。 これが自己陶冶の前提であり、最初の一歩でもある。 難しい話はさて置いても、ろくなものを食ってないと、確実に体調はおかしくなる。風邪が何日も治らなくなる。出掛ける気力も失われて、心身の状態はスパイラルに悪化していく。 パフォーマンスが落ちてきた、集中力が落ちてきたという自覚があるなら-----集中力とは、ぶっちゃけ体力のことだ-----、薬剤やドリンク剤を口に放り込むよりも、まともに食って寝た方が早い。効果も高い。 ・サラダからはじめよ/新入生のための一人飯ハック 読書猿Classic: between / beyond readers 本当はこの記事はシリーズ化するはずだったのだが(せめ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く