メディアで流される言葉には、少しでも印象を良くしようとの意図からか、あえて表現を言い換えようとしているケースがあります。 以前取り上げた記事で言えば、 「好き」に対してあからさまに「きらい」では角が立つので、あえて「苦手」と言い換える、 saewataru.hatenablog.com あるいは、 「におい」という表現は漢字で書くと「臭い(=くさい)」とも読めてイメージが悪いので、仮に「良い」がついても「イイにおい」とは言わず「イイ香り」と呼ぶようになっている、 などです。 saewataru.hatenablog.com 厳密にはこれらとは違いますが、最近某番組で 「耳ざわりの良い」 という言い回しが使われている場面に遭遇しました。 話の流れから、この場合の「音」とは主に「音楽」のことを指しているようでした。 「聴いていて心地良い音」のこと、という意味で。 あるいは川の流れる音や、鳥のさ
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