ガンダムについて学問することの可能性を探ろうと「国際ガンダム学会準備会議」が8月24日、厚生年金会館横のアステールプラザ市民ギャラリー(広島市中区加古町)で開催された。主催は国際ガンダム学会。 通称「ファースト」と呼ばれる機動戦士ガンダムのオープニング曲「翔べ!ガンダム」をはじめ、歴代のガンダム主題歌が会場で流れる中、会議が始まった。 大学教授を中心とする認識者によるキーノートセッションでは、言語学、医学・心理学、物理学の観点から3人がスライドを使用して発表。言語学を専門とする福島祥行さんは「ジオンなまり」や「地球連邦語のベース言語」について動画を交えながら説明。ガンダムならではの用語や解説に、会場からはたびたび笑いが起こった。医学・心理学では山口悦子さんが「宇宙世紀の福祉」や「死生観」を、物理学では高橋徹さんが「加速器」の話を披露した。中でも加速器は、作品中に出てくる「ビームライフル」や