ブックマーク / saavedra.hatenablog.com (5)

  • ローマ帝国軍に入隊したい人のための懇切丁寧なガイド『古代ローマ帝国軍非公式マニュアル』 - 明晰夢工房

    古代ローマ帝国軍 非公式マニュアル (ちくま学芸文庫) 作者:マティザック,フィリップ 筑摩書房 Amazon 「帝国は諸君を必要としている!」という帯の文句に惹かれ手に取ってみると、かなり内容の充実した一冊だった。これを読めば、ローマ帝国軍の入隊手続きや軍団兵の装備、陣営での生活や都市の攻略法、さらには除隊後の生活まで知ることができる。栄えあるローマ帝国軍の兵士になりたい人は必読。逆にローマを敵視している人にとっては、ローマ軍の内情がよくわかる貴重な一冊になる。 ローマ帝国軍にはだれでも入隊できるわけではない。書の一章には帝国軍の入隊資格について書かれている。ローマ市民権を持っていること、独身であること、身長が5フィート10インチ(約173センチ)以上あること、などの条件に加え、「男性器がそろっていること」というのもある。軍隊は男の世界だが、去勢者は入ることができない。視力がよいこと、

    ローマ帝国軍に入隊したい人のための懇切丁寧なガイド『古代ローマ帝国軍非公式マニュアル』 - 明晰夢工房
    anmin7
    anmin7 2024/01/07
    やばいこの本欲しい
  • Blueskyでツイッター初期の空気感を味わっている - 明晰夢工房

    Blueskyを使いはじめた。といっても招待コードのいらない非公式サーバーを使わせてもらっているので、このサーバー内のことしかわからない。今見えている範囲内の雰囲気は、ツイッター初期によく似ている。ここにあるのは当の意味での「つぶやき」だ。他愛もないポストにちょっとした反応があったり、なかったりする。ちょうどいい孤独が手に入る。まだ人が少ないせいか、全体的にゆるいムードがあり、今のところは議論したり争っている人はいない。〇〇なうと言ってる人はいないが、家サーバーでは「おはようブルースカイ」の略で『おはスカ』という挨拶が流行っているようだ。こういう独特の造語ができたりするあたりも初期のツイッターっぽい。TLを眺めているうちに、思わず「こういうのでいいんだよ、こういので」と声が漏れそうになる。 家サーバーは順調に人が増えているようだが、今いるサーバーにはそれほど人がいない。人が少ない場所

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    anmin7 2023/04/13
  • ゲームブックはファミコンを買ってもらえなかった子供たちの心の隙間を埋めてくれた - 明晰夢工房

    www.4gamer.net イアン・リヴィングストンとスティーブ・ジャクソン、このゲームブックの両巨頭の名を懐かしく思い出す人は多いだろう。80年代後半、日にファンタジーというジャンルが根付きつつあった時代、ゲームブックもこの世界への入り口として大きな役割を果たした。この時代に子供時代を過ごした私にとり、ゲームブックの存在は福音だった。宮崎英高氏と同様、親にファミコンを買ってもらえなかった子供が唯一自宅で遊べる「ゲーム」がファイティング・ファンタジーであり、ソーサリーシリーズだったのだ。ひとたび手に取れば、そこには暗く、薄汚く、猥雑な物語世界が待っている。おどろおどろしいタッチの挿絵に誘われ、ダイスを片手にページを繰れば、いつしか心はバルサスの要塞や城塞都市カーレ、マンパン砦の中をさまよい歩いていた。ゲーム機を部屋に置くことを許されない子供にとり、ゲームとは読んで味わうものだったのだ。

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    anmin7 2023/02/25
  • ブログに「本当の感想」をもらうことの難しさ - 明晰夢工房

    togetter.com もうとっくにこの話題の旬は過ぎてしまっているが、改めて上記のまとめを読み返し、いろいろと思うことがあったのでここに書いておく。 作家もそうだが、何かしら創作をしている人は、単に創りたいものがが創れればそれで満足、という人ばかりではない。誰かに反応してもらえるから、褒めてもらえるから、という動機でがんばる人も多い。そのことの良しあしをここで論じる気はない。ただ、皆がダーガーのようにひたすら孤独に砂場で砂を積みあげ、好きな風景をつくることに没頭できるわけでないことは確かだ。反応が気になるタイプの人はどうしたって気になる。 では、小説に感想をもらいやすくするにはどうしたらいいだろうか。書き手が感想をもらえれば励みになるように、感想を送る側もまた、作者に反応してもらったほうが書く甲斐があるというものだろう。つまり、感想がほしければ、感想をもらったときに大喜びしてみせたり、

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    anmin7
    anmin7 2020/12/11
    「お前なんかが目立てるわけないだろ、目立ちたかったらち○ち○でも出してろ」という本質情報丸出しの感想を頂いたことがある。
  • 【感想】金成隆一『ルポトランプ王国2 ラストベルト再訪』と南部白人の「ディープ・ストーリー」 - 明晰夢工房

    ルポ トランプ王国2: ラストベルト再訪 (岩波新書) 作者:金成 隆一 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2019/09/21 メディア: 新書 前作に引き続き、大変読みごたえのあるルポだった。著者はラストベルトと郊外、バイブルベルトの3カ所を訪ね歩き多くのトランプ支持者へのインタビューを行っているが、できるだけ著者の主観を交えずに支持者の生の声を拾っているので、そこから「トランプ王国」の姿が立ちあがってくる。 どのインタビューも興味深いものだが、書の中では2のロング・インタビューが特に内容が濃い。これはアメリカの「今」を知るうえでは必読ではないかと思う。特に二人目のアーリー・ホックシールドのインタビューは、アメリカ南部の保守的な人々の心性をよく説明してくれている。 ホックシールドによれば、これらの保守派の人々の心の奥底に流れる「ディープ・ストーリー」が存在するという。これは、

    【感想】金成隆一『ルポトランプ王国2 ラストベルト再訪』と南部白人の「ディープ・ストーリー」 - 明晰夢工房
    anmin7
    anmin7 2019/12/15
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