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夏目漱石と文学に関するanmoeのブックマーク (5)

  • 石原千秋氏が語る夏目漱石 日本近代文学館 

    女性とは「謎」である 漱石は、執拗に謎を持った存在として女性を描いている。浪人時代に漱石の小説をはじめて集中的に読んだとき、そこに最も惹かれました。気恥ずかしい話ですが、当時手痛い失恋を経験していた私にとって、漱石の小説は自分の切実な関心と重なりあっていたんですね。 女性は謎である。これは何も漱石の独創ではなく、彼が生きた明治時代の教養ある男性一般が抱えていた問題でした。だから漱石が描いたのは、実は時代的な大きな背景があったことが、明治期の雑書を多く読むようになって、最近ようやく分かってきました。 江戸時代までは士農工商という身分の区別があり、移動の自由も極めて限られていたため、結婚となると家が決めた人か身近な人と一緒になるのがほとんどでしたが、明治時代に入ると、その身分制度が崩れ、男性が不特定多数の女性と接する機会が飛躍的に増えました。そうなると結婚恋愛の自由や選択肢が広がり、女性に自

  • 漱石文庫目録データベース

    「漱石文庫目録データベース」は、学が所蔵する「漱石文庫」の書誌データおよび画像をデータベース化したものです。 「漱石文庫」は、英文学関係の図書を中心とした夏目漱石の旧蔵書約 3,000 冊および原稿、日記等の自筆資料、その他関係資料で構成されており、漱石自身による書き入れが多数存在する貴重なコレクションです。 このデータベースでは、図書の目録データのほか、「自筆資料」(草稿・原稿、日記、講義ノート、試験問題等) や断片資料(広告等の切り抜き、の納品書等)約 700タイトルの画像約 3,500点も掲載しています。 ・収録データ数: 2,286件(2003年10月31日現在) 分類別リスト     画像あり   「和書」「洋書」「自筆資料」それぞれの分類ごとにタイトルを一覧できるリスト。「洋書」「和書」は『漱石文庫目録』(1971年10月 東北大学附属図書館) の分

  • 作家別作品リスト:夏目 漱石

    慶応3年1月5日(新暦2月9日)江戸牛込馬場下横町に生まれる。名は夏目金之助。帝国大学文科大学(東京大学文学部)を卒業後、東京高等師範学校、松山中学、第五高等学校などの教師生活を経て、1900年イギリスに留学する。帰国後、第一高等学校で教鞭をとりながら、1905年処女作「吾輩はである」を発表。1906年「坊っちゃん」「草枕」を発表。1907年教職を辞し、朝日新聞社に入社。そして「虞美人草」「三四郎」などを発表するが、胃病に苦しむようになる。1916年12月9日、「明暗」の連載途中に胃潰瘍で永眠。享年50歳であった。 「夏目漱石」 公開中の作品 イズムの功過 (新字新仮名、作品ID:2314) 一夜 (新字新仮名、作品ID:1086) 永日小品 (新字新仮名、作品ID:758) 岡一平著並画『探訪画趣』序 (新字新仮名、作品ID:2669) おはなし (新字新仮名、作品ID:59017

  • 「こころ」の手紙を実際に書いてみる :: デイリーポータルZ

    高校の国語の教科書には必ずと言っていいほど夏目漱石の「こころ」が載っていた。掲載箇所は、先生と呼ばれる人物が主人公に向けた書いた手紙の部分である。 これが非常に面白かった。程度の差こそあれ、明治の金持ち学生の気持ちが昭和の庶民的な高校生にも理解できたのだ。その後、一冊丸ごと読んでみたのだが、感想は内容うんぬん以前に「手紙、長っ!」であった。 果たして、あの手紙を実際に書いてみたらどんな分量になるんだろう。文庫として読むのではなく肉筆で書かれた手紙として扱ったなら、一体どういうことになってしまうのか…。ずっと気になっていたので書いてみた。 挫折に次ぐ挫折で1年半もの歳月をかけた企画が、ついに完成したので、どうかご覧いただきたい。 (高瀬 克子) 設定からこだわりたい 文芸作品を書き写すにあたり、まずはどういう用紙を使用するべきかで頭を悩ませた。なるべくに書かれた設定通りに再現してみたいで

  • 夏目漱石 『それから』予告

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