北海道は7日、道央・石狩地方の民家に友人同士7人が集まった会合で、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。7人のうち感染者は20代計5人で、いずれも軽症という。住宅内でのクラスター発生は道内で初めて。 道によると、7人は長時間にわたり、トランプなどを楽しみながら菓子類を食べていた。3密(密閉・密集・密接)の場は感染を拡大させるリスクが高いと理解していたが、マスクを着用せず、定期的な換気も行っていなかったという。 会合に参加した1人が今月3日に陽性と判明し、道がほかの6人を検査したところ、7日までに計5人の陽性が確認された。 道の担当者は「年末年始に向けて集まる機会が多くなるが、住宅内でも油断せず3密を避けてほしい」と注意を呼び掛けている。 道内では7日、友人同士の会合のほか、苫小牧市の介護老人保健施設「苫小牧健樹園」の通所リハビリステーションと札幌市の病院でクラス