「ニューエイジ」に警戒強めるバチカンの報告書邦訳 2007年10月09日10時52分 約10億のカトリック信者を抱えるバチカン(ローマ法王庁)が、教会離れを促す一因とも見られる社会現象「ニューエイジ」に警戒を強めている。日本ではこのほど、法王庁の調査チームが発表した報告書の邦訳が出版された。「教会に対する挑戦」というニューエイジとは――。 『ニューエイジについてのキリスト教的考察』 「新しい時代」を意味するニューエイジは、70年前後から米国で起こった宗教的な潮流。特定の宗教とは関係なく「本当の自分」を見つけようとする考えや実践の総称で、見えない何かにつながる感覚(スピリチュアリティ)がしばしば重視される。 瞑想(めいそう)やヨガ、セラピー、東洋医学、さらには地球を一つの「生命体」と見なす環境運動までさまざまな形をとる。研究者の間では近年、従来の宗教の枠に収まらない宗教意識の表れとして注目さ
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