タグ

ブックマーク / pc.watch.impress.co.jp (3)

  • 【PHM 2008レポート】はんだ付けの寿命とコンデンサの故障時期を予測

    会期:10月6日~10月9日(現地時間) 会場:米国コロラド州デンバー市 Marriott Tech Center PHM技術が目指すのは、システムやデバイスなどの故障予測と故障診断である。システムとデバイスでは、より複雑な要素が絡みあう、システム・レベルのPHM技術が圧倒的に難しい。「PHM 2008」では残念ながら、エレクトロニクス・システムの故障時期を予測した研究発表は登場しなかった。まだ時期尚早ということなのだろう。 これに対して、デバイス・レベルの故障予測はいくつかの研究発表があった。デバイス・レベルでの予測が簡単という訳ではないものの、故障メカニズムがかなり明らかになっているため、システム・レベルに比べると研究が進んでいる。レポートでは、デバイス・レベルで寿命を予測した発表事例をいくつか紹介しよう。 ●鉛フリーはんだ付けの不良 最初に報告するのは、鉛フリーはんだを使ったはんた

  • 【PHM 2008レポート】愛犬がノートPCに粗相をしても慌てずに済む技術を目指す

    会期:10月6日~10月9日(現地時間) 会場:米国コロラド州デンバー市 Marriott Tech Center 故障予測技術や故障診断技術などを専門とする初めての国際会議「PHM 2008(International Conference on Prognostics and Health Management 2008)」が始まった。6日は入門セミナーに相当するチュートリアルセッションと、一部のポスターセッション(発表内容をまとめたポスターをパネルに貼って質問を受け付ける形式のセッション)が開催された。技術講演が格的に始まったのは7日である。 7日の始めにはオープニングコメントと称してGeneral Chairが、PHM 2008の概要を紹介した。発表の総数は約140件で、投稿論文は約100件、そのほかは基調講演やアワード表彰、パネルディスカッションなどである。投稿論文の7割を北米

  • 故障を事前に察知する研究の国際会議「PHM 2008」前日レポート

    会期:10月6日~10月9日(現地時間) 会場:米国コロラド州デンバー市 Marriott Tech Center PCやTV、カメラ、携帯電話機などが故障したとき、ユーザーである私たちは、その原因をすぐに知ることはできないし、故障を修理することもできない。あるときに突然、故障していたり、うまく動作しなかったりといった不具合に私たちは遭遇する。そして故障の原因を探したり、サービス拠点に持ち込んで修理を依頼したりする。いずれにせよ、不具合が予期せずに起こる。 PCやTVなどのシステムの設計思想にはこれまで、「壊れにくさ」が根底にあった。「なるべく壊れないシステム」を実現しようとする。もちろん、設計コストや部品コスト、製造コスト、競合製品の価格といった現実的な制約はつきまとう。「実用的に支障ないレベルの信頼性を、適切なコストと価格で実現した」のが普通のシステムである。 しかしこの考え方では、今

  • 1