「Web 2.0」は2005年来、業界で最も話題になっているコンセプトだろう。実際、インターネットビジネスに関わる人の間でいまだにこの言葉を聞いたことがない人はほとんどいないのではないだろうか。4月13日に公開されたGoogle Calendarなど、Web 2.0を身近に感じられるサービスも増えつつあり、新しいウェブの世界を実感する機会も多い。 身近に感じた3つの事例 こうした一方で、Web 2.0のコンセプトに関する誤解を身近に感じる機会も急増している。以下、最近僕の身の回りで起こった例を3つほど紹介したい。 まず始めに、僕が委員として参加している、ある公的プロジェクトに関する委員会でのことだ。「このプロジェクトはWeb 2.0で自己増殖させていこう」という意見が出され、その場は大いに盛り上がった。このプロジェクト自体は、ある目的を持ったウェブサイトを構築しようとするもので、「自己増殖
ヤフーは4月25日、映画情報サービス「Yahoo!ムービー」において、月額997円(税込)でハリウッド映画が見放題となる「Yahoo!ムービー オンラインシアター」を開始した。 Yahoo!ムービー オンラインシアターでは2005年中に日本において劇場公開されたワーナーブラザース映画の作品を中心に、約100本の映画を配信する。月額課金のコースのほか、作品ごとに315円〜368円(税込)を課金するコースも用意する。 主な配信作品としては、「バットマン ビギンズ」や「チャーリーとチョコレート工場」がある。また、4月28日からは「ミリオンダラー・ベイビー」を、5月16日からは「オープン・ウォーター」をそれぞれ先行独占配信する。 ヤフーの調査によると、インターネットユーザーが動画配信サービスで見てみたいと思うジャンルは洋画が1位という。また、インターネットユーザーでかつ月平均1本以上映画を見る人が
昨日はぷららのWinny遮断について,「どういった手法で実現するのか」(トラフィックの識別が秘密の保護に引っかかるかどうか)に焦点を当てて見てきた。今日は,後回しにしておいた「何の目的でWinnyトラフィックを規制するのか」(判断基準が「検閲」に当たるかどうか)という点について考えていくことにしよう。 トラフィック制限の目的を四つに分類 プロバイダがWinnyやP2Pファイル共有ソフトのトラフィックを規制する目的は大きく分けて四つに整理できる。 一つは,P2Pファイル共有ソフトが発生させる大量のトラフィックが他のユーザーの通信に悪影響を与えないようにすることだ。P2Pファイル共有ソフトでやり取りされるファイルには容量が大きいものが多い。しかも,ファイル共有ソフトは同時に複数のファイルをやりとりする機能を備えるので,大量のトラフィックを発生させる元になる。 こうしたP2Pファイル共有ソフトの
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