既報の通り、NTTドコモはFOMAの高速版「FOMAハイスピード」を今夏から開始する。W-CDMAにおける高速規格「HSDPA」に対応したことで、通信速度は下り最大3.6Mbpsを達成。対応端末2モデルと、高速通信を生かした新サービスも開始する。 なお、今回は開発発表のため、スペック、発売日、価格など、確定していない情報もある。 最大3.6Mbpsの「FOMAハイスピード」 3G(第3世代携帯電話)の通信規格であるW-CDMAの高速化規格「HDSPA(High Speed Downlink Packet Access)」は、最適な変調方式を自動選択する適応変調方式を採用するなどしてパケット通信の高速化を図った規格で、これまでドコモは実験を進めていた。当初は2004年度にも採用予定だったが、今回、ようやく初めての製品が登場、サービスが開始されることになった。 HSDPA対応により高速通信が