IP電話機能を備えた携帯電話機「FOMA N900iL」の登場から1年半。最近は,無線LANを利用したIP電話システムを導入する企業ユーザーが増えているらしい。無線IP電話システムでは,とかく音質や使い勝手が話題になることが多い。しかし,企業ユーザーが無線LANを運用するに当たって最も問題となるであろう,セキュリティに関連した話題はあまり聞かない。そこで今回は,無線IP電話と無線LANセキュリティの関係について考えていきたい。 オフィス利用の無線LANに浸透するIEEE802.1X認証 無線LANはセキュリティに問題があるとよく言われる。ケーブル配線なしで使える無線LANは,便利な半面,電波をキャッチされると盗聴や不正利用される危険性がある。このため,家庭で利用する場合でも,無線LANは暗号化の設定が必須となっている。オフィスで無線LANを利用する場合はさらに,IEEE802.1Xという認
ソフトバンクの孫正義社長が2002年に出願していた,通信サービスにかかわる特許が成立していたことが分かった。2005年10月に成立し,同年12月14日に一般に公開された。特許の名称は「アダプタのダイヤルアップ方法」で,特許番号は3727624。 特許はインターネット電話を実現するアダプタを対象としたもの。アダプタを電話機に接続することで,(1)インターネットへの接続,(2)ユーザー認証,(3)相手の電話機の呼び出し−−といった処理を自動で実行すると記されている。このアダプタを使って,インターネットやIP電話サービスを契約していないユーザーでも,低料金の電話サービスが利用できるようになると見られる。 出願書類ではメリットについて「ユーザーは相手方の電話番号のみを入力すればよく,アダプタが自動的にインターネット接続会社へのダイヤルアップ,認証用のユーザー関連情報を送信するので,ユーザーはこれら
Skype Day in Japanの特別講演では、ライブドアの堀江貴文代表取締役社長が登場、同社が推進する公衆無線LANサービス「livedoor Wireless」について講演を行なった。 ● 正式サービスでは接続ツールも提供予定。iBurst対応も視野に 堀江社長ははじめにlivedoor Wirelessを開始した経緯について説明。「日本では固定回線であれば非常に速いスピードでインターネットできる。(IT先進国の)米国ですら日本のブロードバンド環境に慣れると遅く感じる」と感想を述べた一方、「電話は携帯になっているのに、なぜインターネットはワイヤレスにならないのかと疑問を感じた。ワイヤレスへのアプローチは様々な議論があるだろうが、今すぐ使えるWi-Fiという技術を使ってアクセスポイントの数を重視しようという考えを実践したのがlivedoor Wirelessだ」とした。 すでにアクセ
日本国内の戦略を関係者に直撃,無償IP電話ソフト「Skype」はどこへ行く(5) 「内線電話代わりの用途として企業もSkypeに興味津々」 ソフトブレーン・インテグレーション マーケティング本部 取締役本部長 西田 香宏 氏 連載目次へ >> ソフトブレーン・インテグレーションは,企業向けにSkype導入を支援するシステム・インテグレータ。中小規模の企業を中心に,Skypeを使った内線電話システムの構築を支援する。11月からは,Skypeを利用するコール・センター・サービスの試験提供を開始。Skypeの企業での活用領域をさらに広げる計画だ。同社の西田香宏・マーケティング本部取締役本部長に,企業のSkype導入状況を聞いた。(聞き手は蛯谷 敏=日経コミュニケーション) ——Skypeの企業導入を推進する理由は。 手軽に導入できる内線電話として,企業でも十分利用するメリットがあると考えたからだ
P2P技術を使っているSkypeのネット電話ソフトは、セキュリティ問題や帯域の消費など、ファイル共有ソフトやIMと同じような問題を企業にもたらすかもしれない。(IDG) Skype Technologiesの無料インターネット電話ソフトの人気拡大が、近いうちに、ほかのP2Pソフト技術が近年生み出してきたのと同様のセキュリティ問題を企業にもたらすようになるかもしれない。セキュリティ専門家がこう指摘している。 この警告は、今週Skypeソフトの2件の重大な脆弱性が報告された後に出されたものだ。 これら脆弱性のうち1つは、Windows向けSkypeクライアントのバッファオーバーフローのバグで、攻撃者はこれを悪用すると脆弱なシステム上で任意のコードを実行できると同社の声明で説明されている。もう1つの脆弱性はネットワーキングルーチンのヒープオーバーフローのバグで、全プラットフォーム向けのSkype
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く