SI業界では、コスト積算方法としてほとんどの案件が、人月積算を実施しており「すでに人月積算ビジネスは崩壊している」と言われております。 なぜこのように言われているのか、今回はもう少し深掘ってみましょう。 さてそもそも人月積算ビジネスとは、どんなビジネスかというと、 簡単に言ってしまうと、エンジニア一人が1ヶ月働く金額(単金)にどのくらいの月数かけてシステムを完成させるかを計算してコスト積算するビジネスのことです。 例えば、システムエンジニアが1ヶ月100万円とすると、システムを作るのに、10ヶ月ほどかかるシステムであれば、エンジニアの見積もりとしては10人月、1,000万円という見積もりになります。これはどういうことかというと、1ヶ月で働くエンジニアの生産性が均一であることが大前提の積算システムなのです!! ではなぜこんな価格算定方法になったのでしょうか。人月積算の歴史を紐解くとよくわかり