和歌山カレー事件で、死刑が確定し、裁判のやり直しを求めている林眞須美死刑囚が、接見の際に、拘置所の職員が立ち会うのは、違法などとして、賠償を求めていた裁判で、大阪地裁が国に、120万円の支払いを命じました。 林眞須美死刑囚は、1998年に和歌山市の夏祭りで、カレーにヒ素を混ぜ4人を殺害したなどとして、死刑が確定し、再審=裁判のやり直しを求めています。 林死刑囚は、大阪拘置所で、再審請求の打ち合わせをする際に職員が立ち会わないという要求が認められずに接見を妨害されたとして、国に対し、1000万円の賠償を求めていました。 大阪地裁は、「秘密面会の申し出を許可しなかった措置は、原告の利益を侵害したものとして違法となるというべき」などとして、国に120万円の支払いを命じました。
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