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  • お通夜での食事と、そこで話されたこと 鳴家のこと 【沙河29】 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    祖父が亡くなったときに起こった不思議なことが、今でも実家の家族の話題になります。 特に鳴家やなり に関しては「実例」のようなものが家族内で共有されています。 「誰々が亡くなったときには」、「どこそこのおばさんが危篤になったときには」など、いくつかのエピソードがあって。 法事で集まった際には一通り話の内容が再確認されます。 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十四)② 夕が出た。お酒を飲みながら、大人たちが話をしていた。 「背中に、何か重たいものが乗ってきたような感じがしたのさ」 父が親戚の人たちに話していた。母の実家の祖父母を車で送っていた時のことのようだ。 不動坂という長い坂を車で上っていた時のことらしい。 「なんだか、急にしんどくなってきてさあ。急に肩に重たいものが乗って来たような気がして。変だなあって思ったのさ。だけど、何だかよくわからなくってさあ。バックミラーが気になったんだ。でも

    お通夜での食事と、そこで話されたこと 鳴家のこと 【沙河29】 - 安心感の研究 by 暖淡堂
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    antaka69 2024/02/19
  • 2020年3月3日の日記 コロナ期間中に時差通勤をしてみた感想を書いていました - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 2020年3月3日の日記です。 この日が、僕が意図的に行った時差通勤の初日でした。 小田急で新宿駅まで。 新宿から品川駅の先まで。 それなりに人は多かったようです。 緊急事態宣言の前だったので、まだ皆さん様子見ですね。 以下、他ブログの過去記事(2020年3月4日の日記)を転載。 いつもより1時間以上遅く家を出ました。 で、乗り換えの新宿駅。 地下の中央西口、東口の通路はいつもとまったく同じ感じでした。 プラットフォームに上がる階段も人が多くて。 ただ、電車の中は、いつもより圧迫感は少なかったかな。 外回り、品川駅の先は、空きますね。 でも、いつもと一緒な気もするし… 今日の職場、在宅勤務の人は3割から4割くらいかな。 紙の書類への捺印が減ると、もっと家で仕事ができるんだろうなあ。 *☺☺☺☺☺* まだまだテレワーク否定派もいた頃ですね。 「なにもかも皆懐かしい…

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    antaka69 2024/02/18
  • 戦国武将が読んだ「十八史略」って、いつ頃書かれたもの? - 安心感の研究 by 暖淡堂

    この記事は移転しました。約2秒後に新記事へ移動します。移動しない場合はココをクリックしてください。 十八史略とは 徳川家康をはじめとする戦国武将たちも愛読した「十八史略」。 これは中国歴史書です。 内容は太古の伝説的な出来事から始まって、歴代の国のことを書いて、最後は元が南宋の支配圏を飲み込むまで。 特に宋(北宋)から南宋の滅亡までが詳しく書かれています。 長い期間の出来事をまとめて書いていますので、それぞれの時代の記述は簡単なものになっています。 中国歴史を一通り頭に入れたいという時にはとてもよいです。 十八史略の作者、書かれた時期 この「十八史略」を書いたのは曾先之そうせんしという人です。 書かれたのは元の初期。 南宋の役人だった曾先之が引退した後に執筆したもののようです。 出身は中国の吉水県。盧陵とともに当時は吉州と呼ばれていました。 現在の長沙市の南東にある地域で、現在は吉安

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    antaka69 2024/02/18
  • 【現代詩】「スタートしない」 そんな宣言 現代詩の試み - 安心感の研究 by 暖淡堂

    スタートしない まだ スタートしない 今年は ゆっくりと 今夜は たくさん寝るんだ ビールを 少し多めに飲んで ***** これも2008年のお正月休み期間中に書いています。 思えば、これまでの会社員生活の中で、トップクラスに忙しい時期だったと思います。 力をためていたんでしょうね。 この後、タイ駐在を始めるまでは、日々駆け回ることになります。 雪の処方箋 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 Amazon 腐朽船群 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon dantandho にほんブログ村 ランキング参加中詩 ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ

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    antaka69 2024/02/17
  • 2020年3月4日の日記 テレワークとマスクの雑感 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 また、少し前の日記です。 通勤しないことのメリットに気づき始めていますね。 同時に、デメリットも。 そういえば、マスクと同時にトイレットペーパーも品薄になっていました。 探して歩くなんてこともしていたようです。 なんだか、すっかり忘れていました。 以下、他ブログの過去記事(2020年3月4日の日記)を転載。 いつも出勤する時間よりも少し遅めに起きたのですが、早めに仕事開始できました。通勤ドアツードアで1時間35分(条件の良い時)はやはり長い。それがないと、どれほど自分の時間が確保できることか。 でも、読書時間は短くなる?電車の中での読書が今の自分を成長させてくれているのかも。でも、身体が楽なのは嬉しい。どうしたらいいか。 で、休憩時間にお散歩しました。近所のドラッグストアを巡視。ありました、トイレットペーパー。普段使いから高級品まで。やっぱり、同じ品薄状態でも、マ

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    antaka69 2024/02/17
  • 【現代詩】「石の川原」 ”ここ”を過ぎ去ったもののイメージ 現代詩の試み - 安心感の研究 by 暖淡堂

    石の川原 国道沿いの無人駅に降り立つ 切符を改札口の金属製の箱に入れ 何かに呼び止められるように何度も振り返りながら 国道を渡る その先に、ゆったりと川が流れている ごつごつした石を踏みながら水に近寄ると やはり何かに呼び止められるような気がする 国道を車が走りすぎて行く それを、じっと見送る 車の中の人がこちらを見ていたようだ その視線が僕を〝ここ〟に搾り落とす 風が吹く 川原を風が通り過ぎる 僕もまた〝ここ〟を過ぎてゆけばいいのだろう ***** 風の強い日には、いろいろなことを思い出します。 それも、自然と思い出されるものばかり。 悲しい、辛いこともあれば、楽しく、喜びに満ちたものも。 風は、どこから吹いてくるのでしょう。 そして、どこに向かって去っていくのでしょう。 今、僕を包み込んだ風は、いつから吹いているのもでしょうね。 その風が運んだものに、あの頃の僕が、ほんの少しだけ含まれ

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    antaka69 2024/02/16
  • その場に馴染む【姿のよいひと】 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    その場に馴染む 姿のよいひとは、その場に馴染む。 人々の中にいても、悪目立ちすることは決してない。 自分と合わない人たちの中に、無理に入り込もうともしない。 むしろ、穏やかに集まってくる人たちと一緒にいることが多い。 そして、その人たちと、自分自身の言葉で静かに言葉を交わす。 あるいは、微笑みと息づかいで交流する。 街中や、建物の中にいても、浮き上がらない。 どの時代の、どんな場所にいても、自然に振る舞える、そんな雰囲気をまとっている。 古い建物の側や、昔から残っている家具の置かれた部屋の中で、静かに過ごしていられる。 途切れなく流れている時間の一部になることにためらいがない。 過ぎ去る時間と共に、自分が少しずつ古びていくことを悲しまない。 かえって、時間から置き去りにされることを悔やむのだ。 その場が自分に合わないことがわかると、そっと立ち去る。 周囲の人たちは、そのひとがいなくなったこ

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    antaka69 2024/02/16
  • イベリ子豚 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    家族が、「イベリコ豚」のことを 「イベリ子豚」 じゃないの、と言いました。 笑いましたが むかし 「重いコンダラ」 と言っていたテニス部の先輩のことを ふと思い出しました。 巨人の星の主題歌の 冒頭部分のことで。 言葉で数十年を飛び越えた 貴重な時間を楽しめました。 *☺☺☺☺☺* 言いまつがい (新潮文庫) 作者:糸井 重里,ほぼ日刊イトイ新聞 新潮社 Amazon イベリ子豚 dantandho ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ にほんブログ村

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    antaka69 2024/02/15
  • 「義朝は、悪源太に北国の勢力を駆り集めよと命じ」 義経記 巻第一 義朝都落(みやこおち)の事(三) - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 今回は「義経記」の三回目。 源義朝が都落ちするときに一緒に逃げた子らの最後になります。 頼朝は逃げる途中ではぐれてしまっています。 義朝は、悪源太に北国の勢力を駆り集めよと命じ、越前の浦に送った。しかし、それはうまくいかなかった。近江の国、石山寺にこもっていたところを平家のものども聞きつけて、妹尾、難波次郎らを差し遣わし、生捕りにさせた。悪源太義平は都へ引き立てられていき、すぐに六条河原で斬られてしまった。 弟の朝長も千束が崖というところで、山法師大矢の注記が射た矢で弓手(ゆんで)の膝を射抜かれ、美濃の国の青墓というところまで逃げてそこで死んだ。 現代語訳:暖淡堂 *☺☺☺☺☺* このシリーズ、タイトルが毎回ほぼ同じなので、インデックスされないかもしれません。 どうしようかな。 義経記 1 (東洋文庫0114) 平凡社 Amazon 義経記 巻第一 義朝都落(みや

    「義朝は、悪源太に北国の勢力を駆り集めよと命じ」 義経記 巻第一 義朝都落(みやこおち)の事(三) - 安心感の研究 by 暖淡堂
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    antaka69 2024/02/15
  • 「夜もすがら 物思ふ頃は 明けやらで」 俊恵法師 鴨長明の師でもあった - 安心感の研究 by 暖淡堂

    百人一首第85番目の歌の作者は俊恵法師しゅんえほうしです。 東大寺の僧にして、歌人でもありました。 今回は俊恵法師について紹介します。 俊恵法師とは 生年は1113年、没年は1191年。 父は源俊頼(百人一首74番の歌人)です。 dantandho.hatenadiary.com 出家後、白河にあった自房を歌林苑と名付け、そこで盛んに歌会や歌合を行いました。 また俊恵法師は鴨長明の師としても知られています。 sirdaizine.com 俊恵法師が自らの歌林苑で歌合を行っていた頃は、次第に平家の権勢が頂点を極めていった時期。 時代の大きな変わり目を生きながら、歌道を極めていったということでしょう。 百人一首に選ばれている歌は、女性の視点で書かれたものですね。 歌道に打ち込んだ達人による一首。 時代背景 鴨長明の名前が出てきました。 「方丈記」の作者ですね。 この「方丈記」で書かれている時代

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    antaka69 2024/02/14
  • 【現代詩】「速度差」 遅れることで実現されるズレを生きる 現代詩の試み - 安心感の研究 by 暖淡堂

    速度差 〝私〟は 希薄な流体の速度差が生み出す 濃淡の、層状の、互いに混じり合わない 白い空間に置き去りにされる 柔らかな身体と、硬い嘴をもつ 雛の群の中に放り出されたように 〝私〟の身体は 心地よさと痛みとを同時に感じる それは不意に熱く、不意に冷たく 〝私〟を眠らせない ああ、幾もの白い指よ 〝私〟は〝ここ〟でいい もう行ってくれ… ***** 僕の書棚には、自費出版されたものから古典のものまで、詩集がたくさんあります。 自分で買ったものも多いのですが、自費出版された方から献していただいたものも結構あります。 「詩と思想研究会」(2003年頃を中心に参加していました)で出会った方々からいただいたものが10冊ほど。 「詩と思想」誌での書評欄の担当をしていた時(2004年頃)に送っていただいたものが20冊ほど。 自分で買った詩集(岩成達也さんや吉増剛造さん、粕谷栄市さんの作品集など)が

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    antaka69 2024/02/13
  • 結局は「書かれた文字」が長く残る - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 時々、こんなことを思ったりします。 「人類が滅んだ後には、何が残るのだろうな」 建物や機械なんかは、残骸が残りますね。 人類の後の何者かがそれを見ることがあったら、まあ、ガラクタがあるなあくらいに思うかもしれません。 そのガラクタも、時間が経てば、さらにボロボロに崩れてしまうかな。 現代の人たちがたくさん蓄積している電子データは、ほとんどがダメになるでしょうね。 電気が無くなると、電子データは消えてしまいます。 で、こちらも時間が経てば、体ごとボロボロになるかも。 そんな風に考えていて、ふと、木簡、竹簡、あるいは金属製の鼎、石碑などに刻まれた文字は、少なくとも電子データよりは長く残っていることに思い至りました。 これらのいくつかは、現在の電子データが消えてなくなった後も残っていくでしょうね。 せめて、紙に書かれたものを少しは残しておこうかな。 木簡や竹簡の形で残

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    antaka69 2024/02/13
  • アリス オリジナルアルバムのB面の一曲目を集めてみる - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 色々と勉強しないといけないのですが、ついつい動画を観てしまっています。 まあ、急がないといけない勉強でもないので、こんな感じでもいいかな、なんて。 自分に優しくしている午後ではあります。 それはそれとして。 アリスのオリジナルアルバム(アリスⅠ〜アリスⅦ)のB面の一曲目をまとめて聴いていました。 そのときそのときの、アリスの力の入れ方が思いがけず見えてきて、楽しいセレクションになりますね。 休日の午後、お時間がありましたら、どうぞお付き合いください。 アリスⅠ 木枯らしの街 www.youtube.com アリスⅡ 誰もいない www.youtube.com アリスⅢ かもめ www.youtube.com アリスⅣ ポイントアフターの夜 www.youtube.com アリスⅤ 音の響き www.youtube.com アリスⅥ 涙の誓い www.youtube

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    antaka69 2024/02/12
  • 自意識と葛藤 豊沼-砂川(四十一) - 安心感の研究 by 暖淡堂

    高校三年間を通じて、僕はずっと母親に髪を切ってもらっていた。当時はとても見た目を気にしていた。それなのに、床屋にいって、好みの髪型を説明するのがとても面倒くさかった。また、それが恥ずかしくもあった。 自分が周囲からどう見られたいのかを、他人に知られてしまうというのが恥ずかしかった。 床屋にいくと、髪型が整えられる。それも嫌だった。見た目が急に変わるのが嫌だったのかもしれない。見た目の変化を友人に指摘されることを避けたかったのだろう。 高校を卒業する春、それでも僕は一度だけ、砂川の駅前にある床屋にいって散髪してもらった。正直、とてもさっぱりとした。高校三年間で溜まったものを、髪の毛と一緒に捨てられた。 そのときになって、やっと僕は、家族と離れて一人暮らしを始める覚悟が、出来たような気がした。 * 今はに髪を切ってもらっています。 自分の見た目に対するこだわりがかなりなくなっています。 この

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    antaka69 2024/02/12
  • 2010年7月末頃その2 シラチャスカパープ公園で陽が沈むまで遊んだこと【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    シラチャスカパープ公園の夕方 2010年7月末頃の続き。 インドに出張して訪問した大学の学生が、僕がマネージャーをしていた研究施設を訪問した。 まだあちらこちら工事中だったが、一通りみて、それなりに満足してくれたようだった。 その学生は、数ヶ月後にはタイに来て、僕たちのメンバーの一員に加わった。 ムンバイの工科大学に通っていた学生で、博士の学位を持っていた。 裕福な家庭で育ったようだった。 タイには家族同伴で来るとのこと。 それなりの広さの家を探してあげることになった。 この頃、週末にバンコクのフジスーパーの2号店に行ってみた。 日材、中華材などがたくさんあった。 甘くない醤油やマヨネーズが入手できることがわかった。 どれも日製で、ちょっと高めだったが。 それでも、甘くない醤油というのがとても欲しかったので、それを見つけてからは繰り返しフジスーパーに通うようになった。 甘くない

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    antaka69 2024/02/11
  • 【現代詩】「元日」 あの街に降る雪 現代詩の試み - 安心感の研究 by 暖淡堂

    元日 神社に行った 家族でお参りした 家から半径五十メートルをこえなかった 今年は できれば 自分の足で行ける範囲で 生きたい そんなことを 思ったりした 雪が降っていた 静かな一日だった ***** これも2008年の元日に書いた詩です。 自宅のすぐ裏手に神社がありました。 ちょっと遠回りしないといけないのですが、近いので、お参りには片道1分かかりませんでした。 ある意味神社に住んでいたような感じですね。 雪の処方箋 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 Amazon 腐朽船群 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon dantandho にほんブログ村 ランキング参加中詩 ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ

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    antaka69 2024/02/10
  • 落ち着いている【姿のよいひと】 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    落ち着いている 姿のよいひとは、落ち着いている。 世の中がざわざわしていても、右往左往しない。 大声で騒ぐ人たちが周囲にいても、まるで別のものを聞いている。 ずっと遠い過去から、多くの人たちによって伝えられてきた、大切な言葉に耳を澄ませているのだ。 だから、狭い地域の、決まった顔ぶれの、その時だけしか通用しない物言いには心を動かされない。 それが、その狭い地域で、決まった顔ぶれの仲間たちに、その時だけ影響力をもっている人の言葉であれば、なおさらである。 友達は大切にするが、あまり多くの友達を作ろうとしない。 むしろ一人でいることを好む。 それは、大切な友達を、「友達」という一括りにして扱ってしまうことを避けるためでもある。 一人一人、名前をもった人間であることを忘れないためでもある。 そして、そのひとに対して、大切な自分であるためである。 一括りにした「友達」に対する「自分」など、作り上げ

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    antaka69 2024/02/10
  • 「逃亡者」 アリス テキーラ!! - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 アリスⅥとアリスⅦの間の時期の曲で、オリジナルアルバムに未収録の曲があります。 先に紹介した「君よ涙でふりかえれ」がその一曲。 で、今回紹介する「逃亡者」もオリジナルアルバム未収録です。 「夢去りし街角」のB面でした。 この曲、作詞が谷村新司さん、作曲が矢沢透さん。 センスがとてもよく、かっこいい曲です。 途中で聞こえる「テキーラ」の声は堀内孝雄さんですね。 演奏では、矢沢透さんのドラムが秀逸。 アリスの魅力あふれる曲になっています。 この曲がアリスⅥにもアリスⅦにも収録されなかった理由がわかるような気がします。 もし僕が、「君よ涙でふりかえれ」と「逃亡者」をアリスⅦに入れるとしたら、「君よ涙でふりかえれ」はアルバムA面のラスト、「逃亡者」はアルバムB面の最後から2曲目かな、なんて考えたりしますが。 まあ、そんなことを考えながら、ゆったりと名曲を楽しみましょう。

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    antaka69 2024/02/09
  • お寺でのお通夜 台風が接近して天候が悪化したこと 【沙河28】 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    最近の葬儀は葬儀会場を使うことが多いですね。 昭和の頃の北海道の実家の辺りでは、自宅を使うか、お寺で行っていました。 普段行くことのないお寺の中を見ることができる貴重な機会でした。 堂の仏像などを見ることができ、子供ながら、宗教というものがあるのだと、なんとなく感じることができていたと思います。 葬儀会場での葬儀は、誰もが参加できるセレモニーになっていますね。 お寺の中がどのようになっているのか、知らない人も増えているかもしれません。 それもまた時代の流れかもしれませんが。 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十四)① 通夜はお寺で行われた。町に古くからある曹洞宗のお寺だった。 境内に背の高い木が植えられていた。枝や葉が強い風に吹かれて鳴っていた。時折大粒の雨が落ちたが、長続きはしなかった。 庫裡には、近所の人たちがたくさん集まっていた。 手分けをして事の支度をしたり、祭壇の周りで作業を

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    antaka69 2024/02/09
  • 「舌戦」 百万石の留守居役(十三)上田 秀人 言葉と剣と - 安心感の研究 by 暖淡堂

    加賀前田藩の宿老多政長が江戸城に現われる。加賀藩江戸藩邸での不祥事の弁明をするために登城したのだ。 来であれば加賀藩江戸筆頭家老の横山大膳が出頭するはずだった。 横山大膳は直臣への取り立てを願い、大久保加賀守とともに、加賀前田藩を陥れる陰謀を練っていたのだ。 その大膳を押しのけて藩の宿老、堂々たる隠密とも呼ばれる多政長が、多家の宿敵、老中大久保加賀守らを相手に口火を開く。 弁明を済ませた後、将軍綱吉に謁見する。その場で直江兼続が徳川家康に出した「直江状」の秘密が明かされる。 江戸城での舌戦を終えた多長政の下城を、横山大膳らが送った刺客が狙う。長政の娘婿、瀬能数馬は守り抜けるか。 * 上田秀人さんの作品。講談社文庫には、この他に「奥右筆秘帳」のシリーズがあります。すでにシリーズは完結しています。面白いので、ほぼ一気に読み切ってしまいました。 「留守居役」シリーズの多長政もそうです

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    antaka69 2024/02/08
    議論の技術が学べる本ですね☺️いい本です。