イランの核問題をめぐり、国連安全保障理事会の5常任理事国とドイツの6カ国の交渉役を務めている欧州連合(EU)のソラナ共通外交・安全保障上級代表と、イランのジャリリ最高安全保障委員会事務局長が14日、電話会談し、10月初旬に核交渉を開催することで合意した。複数のイランメディアが同事務局の話として報じた。 ジャリリ氏は電話会談で、交渉のたたき台となるイラン側の新提案がまとまったことを説明し「10月に交渉に応じる用意がある」と述べた。これに対し、ソラナ氏は「交渉を(イランの)提案を理解する機会にしたい」と話したという。(共同)