「プロジェクト・メンバー専用のコラボレーション・ツールを今すぐ導入したい」,「システム保守の負担を減らしたい」--。そんなときに便利なのが,インターネット経由でアプリケーションを利用できるオンデマンド型サービス「SaaS」(software as a service)だ。いくつかの先進企業は全社,あるいは部門で使い始めた。ただ導入に際しては,セキュリティ・ポリシーに合致しているかなど,チェックすべきポイントがある。
SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)市場のリーダーはいったい誰になるのだろう。これまでIT市場を牽引してきたITベンダーなのか、中小企業の顧客を多く抱えるシステム販売会社なのか、パッケージベンダーなのか、あるいは新興勢力なのか。 そこに新たに参戦を表明したのが通信会社のKDDIだ。SaaSプラットフォームベンダーとして名乗りを上げ、来春までにサービスメニューを整えて本格参入する。実はKDDIは、2年前からITサービス市場参入のチャンスを模索していた。ネットワーク上にアプリケーションを乗せて提供する方法は、回線事業を伸ばす有力方法の一つになるからだ。月額料金というスタイルも、通信会社のビジネスにフィットする。だが、「本業ではないし、そこには強いプレーヤーが存在する」(大貫祐輔ソリューション統轄本部戦略企画部次長)ため、断念したという経緯があった。 しかしネットワークのスピードが速くな
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