意味の論理学(上下) ジル・ドゥルーズ(1925-1995):著 小泉義之(1954-):訳 河出文庫 07年1月 各1,050円 文庫判307頁/282+4頁 ISBN978-4-309-46285-1/978-4-309-46286-8 ■カバー内容紹介文より:ルイス・キャロルからストア派へ、パラドックスの考察にはじまり、意味と無意味、表層と深層、アイオーンとクロノス、そして「出来事」とはなにかを問う、かつてなかった哲学。『差異と反復』から『アンチ・オイディプス』への飛躍を画し、核心的主題にあふれたドゥルーズの代表作を、気鋭の哲学者が新訳。下巻では、永遠回帰は純粋な出来事の理論であり、すべての存在はただひとつの声であるという「一義性」論から言葉、性、幻影、セリーへと、アリスとアルトーと伴奏する思考の冒険は驚くべき展開を見せる。ルクレティウス論、トゥルニエ論などの重要テクストも収録。 ●