2009年に「好去好来歌」(すばる文学賞佳作)でデビューした台湾人作家、温又柔さんの待望のエッセイ『台湾生まれ 日本語育ち』が白水社から刊行されました。 本書には、言語とアイデンティティの問題を考えてきた温さんの、デビューから4年の歩みが集約されています。 このたびB&Bでは管啓次郎さんをゲストにお迎えして、コトバ、旅、台湾、そして、ニホンゴについて、お二人で自由に語り合っていただきます。 温さんは2013年、管さん率いる明治大学理工学部大学院生が台湾の馬祖で行なった映像制作ワークショップに同行しました。この旅は、温さんにとってみずからのコトバを探究する重要なきっかけとなったそうです。 本書で温さんはこの馬祖への旅を描いた章の冒頭に、管さんの『オムニフォン―‹世界の響き›の詩学』(岩波書店)からの一節を添えています。 当日は、お二人による台湾に関する詩の朗読も予定。何語が飛び出るかお楽しみ
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