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ブックマーク / www012.upp.so-net.ne.jp (2)

  • 大連レポート・アニメ産業の振興戦略(下)

    大連のIT専門大学に昨秋、アニメーション分野の人材育成を目指したデジタルアート学部が開設された。「十年後には独自のアニメ文化を発信できる産業として発展させたい」。日など海外のアニメ文化が深く浸透する中国の若者文化。それだけに中国関係者の“独自の文化”への想いは熱い。(取材・猪瀬 和道) ■コスプレショーに大歓声 日アニメのテーマソングに乗って、ステージ上で繰り広げられるパフォーマンス。髪を金や銀、紫色に染め、派手な制服に身を包んだ若者たちが刀やピストルを手に“悪”と戦い、決まりのポーズをとる。カメラのフラッシュが強烈な光を放ち、会場には拍手と歓声が響き渡った。  大連市内のショッピングセンター「和平商業広場」で十月上旬に開かれたアニメイベント「動漫狂迎」のステージショー。アニメの主人公たちが命を吹き込まれ、画面から飛び出してきたのではないかと思わせるコスプレショーの一場面だ。 「動漫

  • 大連レポート・アニメ産業の振興戦略(上)

    IT産業の先進都市として知られる大連で、アニメ産業育成の新たな取り組みがスタートした。国内外の企業を受け入れる専用産業区を開設し、日などアニメ先進国の企業誘致に腰を入れ始めた。一方では大学などでアニメ関係の専門課程を設け、人材育成にも着手した。アニメ基地建設に向けて、官民一体の振興戦略が急ピッチで進められている。(取材・猪瀬 和道) ■人目ひく専用産業区「動漫走廊」 大連市街から旅順へ向かう旅順南路沿いに、アニメーションの立体的な飾りをつけたビルが連なり、車で行き交う人たちの目をひきつけている。「動漫走廊」――大連市がアニメ産業区として国内外の関連企業を誘致しているアニメコリドー(動画回廊)だ。  大連市政府が昨年末、第一期計画として大連市南西部の七賢嶺産業基地に開設したもので、IT企業が集中立地するハイテク産業区の一部。旅順南路に面した約七百メートルの細長い用地に、テナントビル八

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