日々、リング上で熱い闘いを見せるプロレスラーたち。 その試合の基盤にあるのはタフな練習、そして “食事” だ。 その鍛えた身体を支えるための日々の食事はもちろん、レスラーを目指していた頃の思い出の味、若手の頃に朝早くから作ったちゃんこ、地方巡業や海外遠征での忘れられない味、仲間のレスラーたちと酌み交わした酒……。 プロレスラーの食事にはどこかロマンがある。 そんな食にまつわる話をさまざまなプロレスラーにうかがう連載企画「レスラーめし」。 その第一回に登場していただくのは小橋建太さん。 全日本プロレス~プロレスリング・ノアに在籍し、周りがレスリングや相撲のエリート出身の選手の中で、その絶え間ない練習と熱い試合で心身を鍛え上げてトップの一角を担い続けました。 新時代を切り開く闘いを繰り広げた全日本時代、“絶対王者” と呼ばれたノア時代と、数々の名勝負を残しましたが、特にタッグを組んでも闘っても