「沈黙」映画化に出演する渡辺謙[映画.com ニュース] 日米で活躍する俳優の渡辺謙が、巨匠マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の長編小説「沈黙」を映画化する「サイレンス(原題)」に出演することがわかった。米バラエティによれば、イッセー尾形の出演も決定したという。 スコセッシ監督が長年にわたり温めてきた念願の企画で、主人公の宣教師ロドリゴを「アメイジング・スパイダーマン」のアンドリュー・ガーフィールドが扮する。渡辺が演じることになるのは、その通訳の日本人。撮影地は台湾を予定しているが、日本が舞台のためイッセーのほか多くの日本人キャストが起用されることになるという。 同作は、スコセッシ監督が「クンドゥン」(1997)の次回作として企画していたが、15年以上もクランクインにいたらず、昨年8月にはプロデュースを手がける製作会社チェッキ・ゴーリ・ピクチャーズから訴えられる局面を迎えていた。それでも