新型コロナワクチンを接種した女性の母乳を通じて赤ん坊に抗体が伝えられるという研究結果が米国で発表された。 米国マサチューセッツ工科大学のキャサリン・アカロ教授研究チームは7日(現地時間)国際学術誌「産婦人科学(Obstetrics & Gynecology)」に「mRNAワクチンを接種した女性の母乳を飲んだ赤ん坊は新型コロナウイルスに対する抗体を保有していることが確認された」と明らかにした。 研究チームは「ワクチン注射を打った妊婦が授乳中である赤ん坊の排泄物から新型コロナウイルスに対する抗体を初めて発見した」として「抗体が母乳を通じて赤ん坊に伝えられることを明らかにして女性がワクチン接種後にも母乳授乳を継続するように誘導する強力な証拠を提示した」と伝えた。 この研究は昨年1~4月mRNAワクチンを接種して赤ん坊に母乳を授乳中である女性30人を対象に行われた。ほとんどが医療スタッフであるこの